私たちは日ごろから家具に触れているので、
チェストの中身がどうなっているとか特に驚きもないのですが、
おそらく一般の方は普通のチェストの内部がどうなっているのか?

いいチェストと安価なチェストの違いはどこにあるのか?
というのがわかりにくくなっています。

特に最近レール付きのチェストが多いので、
内部を見たくても見れない。
ということも多々あります。

そこで、今回は弊社オリジナルチェスト
なごみヒノキチェストの中をお見せします。

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チェストは引出しをすべて出すとこういう風に棚の状態になります。

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このチェストはレールが付いてないので、
棚の部分も桐のシートを張って引出しの滑りがよくなるようにしています。
また、棚の後ろにわずかに隙間があります。
これは、レール無しのチェストで密閉性が高いと
注射器のように空気も同時に引き出すようになります。

そうなると引出しの後ろの空気が膨張し抵抗感があるため、
引出し裏の棚をわずかに開けて空気が動くようにしています。

密閉性が高いチェストの引出しを閉めると、
別の段の引出しが出てくることがあるのは、そのためです。

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棚の下面にも桐シートを張っています。
これは引出しに衣類をたくさん入れた場合、
この部分がべニアだとべニアの木カスが衣類につく場合があるからです。

安価なチェストはここがべニアのケースはよくあります。

また、側面や背面の裏側はこの商品もべニアを使っていますが、
この商品のべニアはべニアの中でも上のクラスのべニアを使っています。
ここも安価な商品だとつぎはぎのべニアだったりクラスが悪いべニアを使っているケースが多いです。

安価な商品はやはり見えないところでコストダウンしていますので、
こういったところに家具の価値の差が出てきやすいところです。
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九州産ヒノキチェストなごみ90センチ幅6段【国産家具】【完成品】【宅内設置】
九州産ヒノキチェストなごみ90センチ幅6段

About 代表堤

【この記事を書いた人】 堤太陽 (Taiyo Tsutsumi) 株式会社大川家具ドットコム 代表取締役社長/宅地建物取引士 家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、 新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。 2003年、改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ、 低ホルムアルデヒド建材の重要性を痛感。 2005年に退職し、約4か月間ヨーロッパを放浪。 2006年より家業である家具卸に携わる中で、大川市の基幹産業「家具製造」の未来に危機感を抱く。 「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」という思いから、 2006年に大川家具ドットコムを立ち上げ、 インターネットを活用して「本物の大川家具」を全世界へ広げる活動を続けている。 ■ 主な実績・活動歴: ・2019年:経営革新認定 ・2021年:JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択 ・2022年:「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択 | Add my circles on Google+ :

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