STYショールームに新たなグッズが仲間入りしました。

樹種別のオイル塗装、ウレタン塗装、見比べ触り比べ
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同じ大きさの木片の両側にオイル塗装とウレタン塗装を塗り分けました。
オイル塗装にしたとき、ウレタン塗装にしたときの質感の違いを感じてください。

あと、同じ大きさの樹なのに重さがずいぶん違うことも感じられます。
すべての樹のブロックを持ち上げるときにアルダー材を最後に持ち上げてください。
アルダー軽‼
となること請け合いです(本当は桐材がもっと軽いですが、、、)

いわゆるブラックチェリー材でどれだけ違うか比べてみよう
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こちらは、いわゆるブラックチェリー材を無垢材、突板、プリント合板を並べて比べています。

無垢材、写真ではわかりにくいかもしれませんが、素材に深みがあります。
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突板、上質感はありますが、深みは無垢材ほどありません。
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プリント合板、ひどい販売店ではプリント合板も天然素材と惑わすような表記をしているところもございます(ブラックチェリー色、ブラックチェリー柄、化粧合板など)
写真でもわかりますようにつるっとした感じで表面に深みはありません(印刷物だから当然ですが)
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こちらは引き出しなどの箱の組み方を比較しています。

こちらはあり組といって、組み込むところをありの頭のように三角形にして、外れにくくしています
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こちらはロッキング組といって、組み込むところを凸凹にして接着面を広げています。
こちらも人間の力ではまず外れることはないそうです。
こちらはショールームにたくさんありますので、はめ込みや取り外しを体験してもらうこともできます。
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こちらはダボ組。ダボの部分のみで接合しています。
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こちらはフラッシュ合板の片面を透明板にして、どのような構造になっているか見てもらえます。
フラッシュ合板にもいろいろあり、天板などには蜂の巣のようなコアを入れて強度を増しているものもあります。
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こういった見えないところで家具の強度、耐久性、価格の違いが出てくるのです。

これからももっともっと家具の事を知ってもらえるような展示を増やしたいと思っています。

About 代表堤

【この記事を書いた人】 堤太陽 (Taiyo Tsutsumi) 株式会社大川家具ドットコム 代表取締役社長/宅地建物取引士 家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、 新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。 2003年、改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ、 低ホルムアルデヒド建材の重要性を痛感。 2005年に退職し、約4か月間ヨーロッパを放浪。 2006年より家業である家具卸に携わる中で、大川市の基幹産業「家具製造」の未来に危機感を抱く。 「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」という思いから、 2006年に大川家具ドットコムを立ち上げ、 インターネットを活用して「本物の大川家具」を全世界へ広げる活動を続けている。 ■ 主な実績・活動歴: ・2019年:経営革新認定 ・2021年:JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択 ・2022年:「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択 | Add my circles on Google+ :

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