今日は新しい国産ソファーの商品ページを作っていました。

このソファーの利点を紹介すると
正直言いまして、同じようなデザインのソファーで中国などの輸入製品に比べると、
やはり価格が高くなりまして、
輸入品に比べると丈夫といっても、どう違うの?

というのが、内部が分かりにくいソファーという商品です。

ということで、ちょうどいま弊社の倉庫に
お客さんから引き取ってきた中国製ソファーと国産ソファーがありますので、
解体して比べてみました。

まず、中国製ソファーです。
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これはスナックで5年間使用されたそうです。
座面はボロボロで、一度背中の生地を張り付けて張替えしたようです。
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早速解体していきます
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ウレタンが出てきました
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背面も生地を破っていきます。
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フレームが見えてきました
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角材というより、2面だけカットして、ほかの2面は木材そのものみたいです。

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この側面ベニアの薄さ。指の太さと比べてみてください。
5ミリくらいしかないように思えます。

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ウレタンチップです。
これは、体の沈み込みを抑えたり、座面の固さを調節するために使われます。

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座面のフレームとバネが見えてきました。
Sバネ3本、少な‼
隙間空きすぎですね(笑)

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こんな感じで解体していってます。

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これが一番わかりやすいかもです

ここからは国産、福岡県大川市で作られた弊社が扱っているソファーメーカーです
弊社の応接ソファーとして10年ほどつかってました。
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愛着があるので悲しいですが、
どうせ捨てられる運命だったので、解体します。
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背面はMDF材でカバーされていました。

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背もたれの裏の部分です。
ちゃんと角材が使われています(日本の感覚だと普通ですが)
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座面も切っていきます

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座面切り取り終わり。
やはりこのソファーもウレタンチップの上にウレタンを引いています。

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下のカバーを破ると、このソファーはSバネでなく、コイルばねが使われていました。
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このような感じです。

この2脚のソファー、価格や産地の違いでこういう違いがあるのだな~
というのを見比べて見てもらうために、弊社ショールームに展示することにしました。
巷にある安い価格のソファーは恐らく似たようなつくりではないかと思います。

今まで説明しにくかった内部の違い、こういったところに価格の差が出てくるのですね。

About 代表堤

【この記事を書いた人】 堤太陽 (Taiyo Tsutsumi) 株式会社大川家具ドットコム 代表取締役社長/宅地建物取引士 家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、 新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。 2003年、改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ、 低ホルムアルデヒド建材の重要性を痛感。 2005年に退職し、約4か月間ヨーロッパを放浪。 2006年より家業である家具卸に携わる中で、大川市の基幹産業「家具製造」の未来に危機感を抱く。 「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」という思いから、 2006年に大川家具ドットコムを立ち上げ、 インターネットを活用して「本物の大川家具」を全世界へ広げる活動を続けている。 ■ 主な実績・活動歴: ・2019年:経営革新認定 ・2021年:JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択 ・2022年:「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択 | Add my circles on Google+ :

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