昨日、お昼休み前後の時間を利用して、
弊社オリジナル家具を製作していただいている工場に製造工程の視察に行ってきました。

製造を依頼しているのは、
九州産ヒノキチェストなごみ120センチ幅4段【国産家具】【完成品】【宅内設置】
九州産ヒノキチェストなごみ120センチ幅4段【国産家具】【完成品】【宅内設置】

です。

工場は弊社事務所から車で5分の有限会社遊樹さんです。

これは、タンスの側面や天板、引出しの棚に使用する芯材です。

DSC00524
外から見えない部分なので、通常安価な木材やMDF・パーチクルボードなど接着剤がたくさん使われている
物が使われたりしますが、ヒノキチェストなごみは林野庁の木材利用ポイントの交換商品の為、
重量の半分以上を国産材にしなければなりません。
ですので、芯材を国産杉材にしています。

 

これは、引き出しの箱を作る時に、ロッキング構造という組み方をするときに使う機械です。

DSC00525
安価な製品の引出しは通常ダボ組という組み方をしますが、
引っ張る力に弱いため、チェストなごみはロッキング組という組み方で強固に組んでいます。
写真の右側に板の端が凸凹になっていると思いますが、箱組の時にこの凸凹同士を組み合わせて接合します。

 

 

塗装現場です。

DSC00526
ヒノキチェストなごみはオイル塗装の為、工場の一角で行うことができます。
化学物質を使うウレタン塗装の場合は、こんなにオープンな場所では作業できなく、
専用の塗装場で塗装します。
これもにおいも少なく安全なオイル塗装だからできることです。

 

 

塗装が終わった引出し前板を乾燥させています。

DSC00527

スタッフも熱心に聞いています。

DSC00529

最後にタンス本体に引き出しを入れたら完成です。

この工場のこだわりの部分も聞けて良かったですし、
ほんとに家具や使われるお客様の事を考えて作られていると感じました。

About 代表堤

【この記事を書いた人】 堤太陽 (Taiyo Tsutsumi) 株式会社大川家具ドットコム 代表取締役社長/宅地建物取引士 家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、 新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。 2003年、改正建築基準法によりシックハウス症候群への対処が求められ、 低ホルムアルデヒド建材の重要性を痛感。 2005年に退職し、約4か月間ヨーロッパを放浪。 2006年より家業である家具卸に携わる中で、大川市の基幹産業「家具製造」の未来に危機感を抱く。 「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」という思いから、 2006年に大川家具ドットコムを立ち上げ、 インターネットを活用して「本物の大川家具」を全世界へ広げる活動を続けている。 ■ 主な実績・活動歴: ・2019年:経営革新認定 ・2021年:JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択 ・2022年:「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択 | Add my circles on Google+ :

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です