楠の木

クス(クスノキ・楠・楠の木)の国産家具をご紹介しています。漢字では「木」に「南」と書き表すように、暖かい土地で育つ常緑広葉樹です。日本では、西日本、特に九州が主産地です。樹齢が1000年を越え、30mを超す高さのある樹木も多く、鹿児島県、熊本県、宮崎県には天然記念物の指定を受ける大木もあります。神社などでは御神木として祀るなど、信仰の対象にもなることがあり、「神秘的な木」=「奇(くす)しき木」が名の由来ともいわれています。 クスの大きな特徴は、内部に樟脳油を含むこと。そのため「ショウノウノキ」とも呼ばれます。強い樟脳の香りがあり、防虫効果が期待できることから、タンスの材料として長く使われてきました。精油分により湿度に強く、耐朽性、保存性にも優れています。 木肌は緻密で、磨くと光沢が出るなど仕上がり美しいのも特徴。古木には瘤杢(こぶもく)が見られるものもあり、ダイナミックな木目が出るので、寺社建築に好んで使われます。また材質はやわらかくて加工しやすいため、欄間や壁の彫刻、仏像彫刻などにも多用されます。 雄大で美しい木目、虫を寄せ付けない芳香、磨きをかけるほどに美しさを増す木肌。存在感ある家具を、お手頃な価格でお求めいただけるのもクスの魅力です。大川家具ドットコムが、産地九州からお届けするクスの国産家具。こだわりの逸品をぜひここで見つけてください。
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