防災グッズ

①家具の倒れ対策

まず、一番の対策は、 【家具を壁に固定する】 これが一番です。 壁ごと崩れればこれも意味ないですが、壁が崩れるほどの大地震であれば家具がどうこうという話ではないと思いますので、まず一番は壁に固定する。
です。

どのように固定すればいいのかですが、

この写真のようにL字金具で壁の芯と家具の芯をネジで固定します。

ところが、壁の芯も家具の芯も外目では見えないようになっています。
簡単に確認する方法は、ノックするように手の指の硬いところでコツコツと叩いてみることです。
壁も家具も内側は

https://www.youtube.com/watch?v=EDJ9YE9Wvbo
このように柱を立てて表面を表面材で覆っています。
ほとんどの家具はこのような作りです。

でもこれだと壁と固定しても芯がない部分にネジ止めしてもベニアの4ミリくらいの厚みの部分しかネジが留まってない状態になるので、芯にネジ止めする必要があります。
上の動画でも芯の探し方を解説してますので、よろしければ参考にしてください。
また、家具の芯はだいたい家具の上面ですと四方の側2センチくらいにはだいたい芯が入ってます。
幅広の(30センチ幅以上)の場合は四方以外にも20~30センチピッチで芯が入ってます。

また、芯を探る機械も販売されています。


https://www.youtube.com/watch?v=GqEtDE8QZKc

壁裏センサーなどで検索されると出てくると思います。
動画でご紹介した壁裏センサー
https://amzn.to/3iIuNAG

これらの方法で壁と家具の芯を探し、L字金具で家具と壁を確実に固定します。
これだとまず家具が倒れてくるということはないと思います。
賃貸などで壁にネジ穴を開けられない

という方もおられると思います。
また、壁内が石膏ボードにクロス張りで芯がわかりにくい。
という場合、

https://amzn.to/48jLFoZ
こういった石膏ボード用のピンがあります。
これを付属のJフックにするのではなく、L字金具にネジのかわりに刺して使用すれば、
片側16Kg、2箇所つければ32Kgの耐荷重があるネジになります。
ただ、地震の場合静止状態ではなく縦横に動くので、大きな地震では32Kgでも充分ではないと思いますが、無固定に比べれば退避時間などを稼ぐことにも繋がると思います。

それか、逆に穴を開けて補修する
という手もあります。
賃貸住宅でも壁芯までネジ止めしたほうが断然安心ですので、上記のネジ止め方法で固定します。
退去の際は


https://amzn.to/3voYgZx

こういったキットでクロスの穴埋めをしてきれいな状態で退去します。
これをやってもクロスの交換や補修費を言われるかもしれませんが、地震に怯えて過ごすよりはいいのではないかと思います。

壁への固定がどうしても難しい場合、そのときに初めて他の家具倒れ対策を考える必要があります。
次に有効だと思えるのが、家具を天井いっぱいの高さにして物理的に倒れないようにする。
家具が倒れるときは斜めになるので直立している状態よりも高さが必要になります。
その部分に天井があれば倒れることができなくなります。

図でいうと上の画像のような状態です。

そして、それを実現するのが突っ張りの家具転倒防止ポールだったり


家具の上置きに突っ張り機能をもたせる上置きだったりします。

https://www.coordinatekagu.jp/c/search/trouble/earthquakecupboard

https://www.coordinatekagu.jp/c/search/search_series/var

②家具が倒れない対策の次は内容物の飛び出し対策

今回の震災でも食器棚から食器が飛び出したりしている映像があったかと思います。
家具が倒れなくても食器などが飛び出てたり、戸棚のガラスを突き破ったりして、ガラスや陶器が床に割れた状態で散乱すると大変危険です。

そのためガラスには飛散防止シートが貼られていると安心です。
アマゾンなどで簡単に手に入りますので、
https://amzn.to/41P6DJS
対策されてない食器棚や危険そうなガラス棚には貼っておくことをおすすめします。
また、既存の家具でも最初から貼られている家具も今現在では多いです。
https://www.coordinatekagu.jp/p/search?_e_k=%EF%BC%A1&keyword=%E9%A3%9B%E6%95%A3%E9%98%B2%E6%AD%A2&x=0&y=0

また、開き戸の場合食器が暴れて扉を開けようとするので、耐震ラッチがついてる家具もおすすめです。
https://www.coordinatekagu.jp/p/search?_e_k=%EF%BC%A1&keyword=%E8%80%90%E9%9C%87&x=0&y=0

ついてない場合構造によってはご自身で取り付けることもできます。
https://www.youtube.com/watch?v=y4Da__VB3jk

引き戸用もございます

https://www.coordinatekagu.jp/blog/archives/8425

地震対策はし過ぎることはないと思います。
地震が起きないことが一番ですが、そうもいきませんので万が一来たときの対策を日頃から心がけないとと私も思っています。

災害の際の家具が関わる被害が少しでも減るように私達も情報提供を常にしていきたいと思っています。
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■商品マーク解説

●機能  
テーブルの天板やキャビネットで裏側も化粧仕上げをし、背面が見えてもおかしくない商品。
呼吸する建材。湿度を調節したり有害物質を吸着したり消臭したりします。
その字の通り家具が伸びたり縮んだりして人数の変化などに対応した家具。
植物由来のオイルを塗装に使った家具。木材本来の手触りや風合いが楽しめます。
奥行の内寸が45cm以上ある食器棚。ヘルシオなど奥行があるスチームオーブンも置けるタイプです(オーブンレンジのサイズはご自身でご確認ください)
●ブランド
高野木工は、丈夫で繊細であることはもちろん お客さま自身で自分好みにアレンジする「楽しさ」もお届けしたいと考えています。 決して流行や時代に左右されることなく、 長く愛用できる「普遍的なデザイン」にこだわり、 程よいエッセンスをプラスした上質な家具をめざしています。
職人気質な国、日本。 繊細で豊かな日本の感性をSHIKIなりに解釈し、新しい“かたち”にしてご提案することでお客様に美しさを感じていただきたいと考えます。
特に木材へのこだわりは強く持っています。国産材、アメリカ産材問わず、現地の伐採現場や製材工場に赴き、どう私たちの工場に届くのかまで、自らの目で確かめています。それは、品質を見極めるだけでなく、そこで働く人たちの想いを知り、お互いに良い関係を築くことで、お客様に対して、自信を持って私たちの家具の魅力を伝えることができると考えているからです。
私たち大川家具ドットコムは家具卸から始まり現在は小売りをしています。小売りとしてお客様と接していく中でよりお客様の潜在的な要望を満たす家具を企画したいと思い自社ブランド「Sty」を興しました。これからも別注などでお客様の生の声を聴きつつ既存の家具にない新しい価値を生み出す家具を企画していきます。
●素材  
国内で伐採された木材を使用した家具。杉やヒノキが中心で、山林は適切な管理をしないと洪水や山崩れの原因となります。国産材を積極的に使うことにより山の管理が適切に行われるようになります。
無垢材を薄くスライスした天然木を基材に貼り、天然木の風合いと無垢の弱点の反り割れ防止を両立した素材。
樹をそのまま削りだした贅沢な素材。用途によって1枚そのまま使ったり、数枚接いで使います。

※マークは順次商品に付けるようにしていますが、マーク添付が追いついてない商品もございますので、詳細は商品ページにてご確認お願い致します。