ソファー内部構造による価格や耐久性について
●長く使えるソファーの選び方
近年インテリア市場で一番売れている家具と言っても過言ではないソファー。
日本人の生活環境の変化でソファーがものすごく売れてますが、
結構5年くらいで経たってきて買い替え需要も多いのではないでしょうか?
そんなソファーのよく知られてない内部構造を安価な輸入家具と大川で作られているソファーとで比べてみました~
ソファーがへたるかどうか一番の要素はバネが経たるかだと思ってます。
ソファーのばねは主にSバネというものが使われていて、このバネの太さと密度がヘタリ具合に影響を持っています。
廉価なソファーのSバネは細く、本数も1人がけにつき3本しか入っていませんでした。
また、木枠のフレームも雑な作りでいかにもコストダウンしているな~
という感じでした。
対して国産の大川で作られたソファーは、価格帯の違いもあると思いますが、スプリングコイルバネで、フレームも綺麗に加工してました。
次に裏側を見てみます。
最初に大川で作られたソファーです。
側面べニアは叩くとコツコツと強度のある音がし、8ミリくらいあるようでした。
また、木枠フレームもちゃんと角に加工されていて丁寧な作りになっています。
ウェービングベルトも伸びてなくしっかりと背中を支えそうです。
次に安価な輸入ソファーの裏側です
フレームの木がなぜか斜めになってて、充分な強度があるように思えません。
また、側面のべニアも叩くとポコポコと強度のない音がし、厚みも5㎜程度でした。
これではおそらくすぐに壊れてしまうと思います。
内部の作りも雑でいかにも安いソファーという感じです。
ソファーに限らず、家具は見えない部分が多いので、こういう見えないところで手を抜いたりコストダウンしたりしています。
それが耐久性の差にもなっていきます。
これからも大川家具ドットコムは家具の知識を家具を選んでいる方と共有し、長く使える上質な家具をお客様に選んでいただきたいと思っています。
この記事を書いた人![]() |
堤太陽(Taiyo Tsutsumi)。株式会社大川家具ドットコム代表取締役社長。宅地建物取引士 家具の町、福岡県大川市で生まれ育ち、新卒と同時に北九州市のマンション業者に就職。 退職後、2006年より家業である家具卸を手伝っているうちに、大川市の基幹産業である家具製造 の未来に危機感を感じ、「大川を再び家具で盛り上がる街にしたい」 という思いから、大川家具ドットコムというネットショップを立ち上げ、 大川家具を全世界に広げたいと模索中。 2019年 経営革新認定 2021年 JETROの越境EC「Amazon.com Japan Store」採択 2022年 「デジタルツール等を活用した海外需要拡大事業」補助金採択 2023年 越境EC用英語サイト「https://shop.okawakagu.com/」開設 |
■商品マーク解説
※マークは順次商品に付けるようにしていますが、マーク添付が追いついてない商品もございますので、詳細は商品ページにてご確認お願い致します。