総桐箪笥和光

日本製 / 大川・製造現場直結

株式会社和光の家具|木材選定と構造設計に「基準」があるものづくり

ここで紹介する内容は「大川の工場すべてに共通する基準」ではありません。大川には工場ごとに思想と得意分野があり、 本ページは今回視察した株式会社和光の現場で確認した基準をもとにまとめています。

株式会社和光の木材選定の基準

家具の品質は、作り方だけでなく「どの木を選ぶか」で大きく左右されます。 株式会社和光では、見た目の派手さよりも長期使用での安定性を重視した木材選定を行っています。

  • 品質の高い木材を選定し、木密が高く整った材を中心に使用
  • 見た目よりも後から暴れにくい材を優先
  • 桐材についても品質を重視した選定

板目と正目|見た目と安定性の違い

木目には大きく板目(いため)正目(まさめ)があります。 株式会社和光が「製作では正目を中心に使う」理由は、木の性質を踏まえた判断です。

板目(いため)の特徴

  • 木目がダイナミックで見た目が美しい
  • 木目が横方向に入り、ねじれが強く出やすい
  • 結果として、木が暴れやすい特性がある

※板目のねじれは、伝統的な職人であれば「正す」ことが可能なケースもあります。

正目(まさめ)の特徴

  • 木が暴れにくく、扱いやすい
  • 長期使用の安定性を確保しやすい
  • 株式会社和光では、製作では正目を中心に使用

「見た目の華やかさ」よりも「年数が経ったときの安定性」を優先する。 これが、株式会社和光の基準の一つです。


日本文化を内部構造に落とし込む収納づくり

視察では、日本文化を取り入れた収納ボックスの紹介もありました。(BOTAN) 量産前提ではなく、作り込みによって価値を表現する考え方が印象的でした。

設計・意匠のポイント(視察で確認できた内容)

  • 内部は、歴史を感じる佇まいの内装デザイン
  • 首と脚の構造を採用
  • 日本文化の象徴として竹を使用
  • 引き出しの中に御座(ゴザ)を配置

保存性能・機能面(視察で確認できた内容)

  • 御座は8年以上経過しても匂いが残っている
  • 色が大きく変わらず、酸化を遅らせる性能を持つ
  • 紫外線を抑える(ロックする)設計
  • 通気性を保つことで中の鮮度を維持

また、引き出し裏面の隠し引き出しなど、日本ならではの「気づきにくさ」を活かした工夫も紹介されました。










よくある質問

このページの内容は「大川の共通基準」なのですか?

いいえ。大川には工場ごとの思想・基準があります。本ページは株式会社和光の現場で確認した基準を紹介しています。

板目は使わないのですか?

見た目の魅力がある一方で、板目はねじれが出やすい特性があります。和光では製作では正目を中心に使う判断をしています。 (用途・部位により最適解は変わります)

海外向けに、どんな価値が伝わりやすいですか?

「長く使えるための木材選定」「安定性を優先した設計」「文化的背景が宿るディテール」は、価格より価値で選ぶ層に伝わりやすい要素です。


補足(重要)

大川の工場は一社一社、ものづくり基準が異なります。比較検討される際は、 「どの工場(どの作り手)の基準か」を起点に見ると、選びやすくなります。

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■商品マーク解説

●機能  
テーブルの天板やキャビネットで裏側も化粧仕上げをし、背面が見えてもおかしくない商品。
呼吸する建材。湿度を調節したり有害物質を吸着したり消臭したりします。
その字の通り家具が伸びたり縮んだりして人数の変化などに対応した家具。
植物由来のオイルを塗装に使った家具。木材本来の手触りや風合いが楽しめます。
奥行の内寸が45cm以上ある食器棚。ヘルシオなど奥行があるスチームオーブンも置けるタイプです(オーブンレンジのサイズはご自身でご確認ください)
外寸サイズを設置場所などに合わせて変更できる家具です。価格の変更がありますので、ご要望の際は先にお見積りいたします。
●ブランド
「Sty基準」は、当社が“上質で長く使える”と認めた 大川産の家具に付与する目印です。 見える部分はすべて天然木低ホルムアルデヒドF☆☆☆☆職人の仕上げ等を満たす製品が対象。
※このマークがない商品でも品質が良いものは多数あります。産地(大川以外)や仕様の違いにより対象外の場合があります。
高野木工は、丈夫で繊細であることはもちろん お客さま自身で自分好みにアレンジする「楽しさ」もお届けしたいと考えています。 決して流行や時代に左右されることなく、 長く愛用できる「普遍的なデザイン」にこだわり、 程よいエッセンスをプラスした上質な家具をめざしています。
職人気質な国、日本。 繊細で豊かな日本の感性をSHIKIなりに解釈し、新しい“かたち”にしてご提案することでお客様に美しさを感じていただきたいと考えます。
特に木材へのこだわりは強く持っています。国産材、アメリカ産材問わず、現地の伐採現場や製材工場に赴き、どう私たちの工場に届くのかまで、自らの目で確かめています。それは、品質を見極めるだけでなく、そこで働く人たちの想いを知り、お互いに良い関係を築くことで、お客様に対して、自信を持って私たちの家具の魅力を伝えることができると考えているからです。
私たち大川家具ドットコムは家具卸から始まり現在は小売りをしています。小売りとしてお客様と接していく中でよりお客様の潜在的な要望を満たす家具を企画したいと思い自社ブランド「Sty」を興しました。これからも別注などでお客様の生の声を聴きつつ既存の家具にない新しい価値を生み出す家具を企画していきます。
●素材  
国内で伐採された木材を使用した家具。杉やヒノキが中心で、山林は適切な管理をしないと洪水や山崩れの原因となります。国産材を積極的に使うことにより山の管理が適切に行われるようになります。
無垢材を薄くスライスした天然木を基材に貼り、天然木の風合いと無垢の弱点の反り割れ防止を両立した素材。
●見える場  
福岡県大川市の本社展示場に展示しています。展示数に限りがありますので、このシリーズの一部商品を展示しています。外部展示会出店などもありますので、実際に見に来られる前に現状展示場にあるかお問い合わせください。

※マークは順次商品に付けるようにしていますが、マーク添付が追いついてない商品もございますので、詳細は商品ページにてご確認お願い致します。