家具に使われる「つき板」とは

家具に使われる「突き板」とは?

皆さん、こんにちは!今回は、家具に使われる素材の一つである「突き板」について詳しく解説します。天然木の特徴を生かしながら、無垢材にはない利点を持つ突き板。どのようなものか、どのように使われているのかを見ていきましょう。

突き板とは?

突き板とは、天然木を非常に薄くスライスしたものを指します。国内では主に0.25ミリ厚のものが使用されています。この薄い木のシートを合板、集成材、MDFの表面に貼り付けたものが「突き板合板」や「天然木化粧合板」と呼ばれます。突き板は、無垢材の質感と見た目を保ちながら、材料を節約できる優れた方法です。

突き板の特徴

突き板を綺麗に貼る技術は非常に難しいと言われています。しかし、薄くすることで木材の水分量を調整できるため、無垢材よりも反りや割れが少なくなります。また、木目が整っているため、見た目に個体差が少ないという利点もあります。さらに、突き板は軽く、価格も比較的リーズナブルです。

一方で、突き板にはいくつかの欠点もあります。無垢材に比べて強度が劣る点と、表面に貼っているため剥がれる可能性がある点です。このため、適切な使用方法やメンテナンスが求められます。

突き板と無垢材の使い分け

家具の製作には、突き板と無垢材の両方が適材適所に使われています。例えば、強度が必要な部分には無垢材が使われることが多いです。一方で、反りが出ない方が良い部分には突き板が使われることが多いです。無垢材と突き板をうまく組み合わせることで、機能性と美しさを兼ね備えた家具を作ることができます。

他の素材との比較

突き板の他にも、【合成樹脂化粧板】や【プリント化粧紙合板】などの素材があります。これらの素材は、コストを抑えつつ見た目を美しく保つために使用されます。しかし、プリント板など印刷された合板と比べると、突き板は天然木の質感や風合いを楽しむことができるという大きな利点があります。

突き板は、天然木の美しさを保ちながら、無垢材の欠点を補う素晴らしい素材です。家具選びの際には、突き板の特性を理解し、最適な素材を選ぶことで、長く愛用できる家具を手に入れることができるでしょう。

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■商品マーク解説

●機能  
テーブルの天板やキャビネットで裏側も化粧仕上げをし、背面が見えてもおかしくない商品。
呼吸する建材。湿度を調節したり有害物質を吸着したり消臭したりします。
その字の通り家具が伸びたり縮んだりして人数の変化などに対応した家具。
植物由来のオイルを塗装に使った家具。木材本来の手触りや風合いが楽しめます。
奥行の内寸が45cm以上ある食器棚。ヘルシオなど奥行があるスチームオーブンも置けるタイプです(オーブンレンジのサイズはご自身でご確認ください)
●ブランド
高野木工は、丈夫で繊細であることはもちろん お客さま自身で自分好みにアレンジする「楽しさ」もお届けしたいと考えています。 決して流行や時代に左右されることなく、 長く愛用できる「普遍的なデザイン」にこだわり、 程よいエッセンスをプラスした上質な家具をめざしています。
職人気質な国、日本。 繊細で豊かな日本の感性をSHIKIなりに解釈し、新しい“かたち”にしてご提案することでお客様に美しさを感じていただきたいと考えます。
特に木材へのこだわりは強く持っています。国産材、アメリカ産材問わず、現地の伐採現場や製材工場に赴き、どう私たちの工場に届くのかまで、自らの目で確かめています。それは、品質を見極めるだけでなく、そこで働く人たちの想いを知り、お互いに良い関係を築くことで、お客様に対して、自信を持って私たちの家具の魅力を伝えることができると考えているからです。
私たち大川家具ドットコムは家具卸から始まり現在は小売りをしています。小売りとしてお客様と接していく中でよりお客様の潜在的な要望を満たす家具を企画したいと思い自社ブランド「Sty」を興しました。これからも別注などでお客様の生の声を聴きつつ既存の家具にない新しい価値を生み出す家具を企画していきます。
●素材  
国内で伐採された木材を使用した家具。杉やヒノキが中心で、山林は適切な管理をしないと洪水や山崩れの原因となります。国産材を積極的に使うことにより山の管理が適切に行われるようになります。
無垢材を薄くスライスした天然木を基材に貼り、天然木の風合いと無垢の弱点の反り割れ防止を両立した素材。
樹をそのまま削りだした贅沢な素材。用途によって1枚そのまま使ったり、数枚接いで使います。

※マークは順次商品に付けるようにしていますが、マーク添付が追いついてない商品もございますので、詳細は商品ページにてご確認お願い致します。